市民・公衆委員長 仙波 重樹
ライオンズデー労力アクティビティーとして、去る10月5日(日)に、
ロシア人墓地の清掃を行いました。クラブ会員22名と二人のご家族および、
ロシア人墓地保存会の京口ご夫妻もご参加いただきました。
日露戦争当時、日本で始めて松山にロシア兵捕虜収容所が造られました。
多いときには、4,000人を超える捕虜を収容しましたが、彼らは比較的自由な生活が許され、
市民との交流もさかんに行われました。当時の松山市民は彼らを厚遇し、そのうわさはロシア兵
の間に広まり、彼らは投降の際、「マツヤマ」と叫んだといわれています。
さて、当日は、朝から小雨模様で、出席予定者の方数人から、どうするのかお問い合
わせを頂きましたが、会長、京口さんと相談の末、雨天決行としました。
天候のことは考慮してなく、連絡体制網もできてなく、皆様にやきもきさせてしまい
、申し訳ありませんでした。
清掃作業は、立派に改修工事が完了したばかりで、あまりゴミ等もなく、落ち葉拾いと
雑草の取り除きが主でしたが、たくさん参加していただいた為、すぐに終了してしまいました。
後日、保存会会長京口様よりクラブあてに「雨の中の清掃、感謝しています。兵士も喜んで
いるだろう。会員の方によろしく」とのお礼状をいただきました。
皆様、朝早くからそして雨の中、ご協力有難うございました。