最近、近所のスポーツジムに週に2、3回程度水泳に行っている。
実は私は小学校、中学校の頃は水泳が苦手でほとんど泳げなかった。
思い返すと夏の体育の授業がうっとうしかった。
ところが40歳を過ぎてから再び泳ぎだして今では30分間で約1キロ泳いでいる。
コーチに就いて泳ぎ方を習ったわけではない。
上手な人の泳ぎ方をじっと観察して泳ぎのコツを自分で会得したのである。
よくよく考えてみると小学校、中学校の頃に水泳が苦手だったというのは誰も私に泳ぎ方をきちんと教えてくれていなかったというだけのことだったのである。
このように自分は苦手でできないと思っていたことでも実はやり方やコツを知らなかっただけできちんと基礎を学べばできることばいくらでもある。
和田秀樹の著書に「40歳から何をどう勉強するのか」という本があるが、学校に居る時より学校を出てからの方がはるかに期間が長いのであるから日ごろの心がけ次第で学校での劣等生が人生の優等生になれる可能性はいくらでもある。