惜しまれつつ、6月末で退会した大谷宰さんが、3年余りの闘病入院中に知人から、励ましなどでもらった手紙の切手を切り抜いて、ライオンズの事務局へ持ち込んだ使用済切手の枚数が3,263枚である。
素晴らしいライオンであった彼は、苦しいリハビリ闘病中でも、ライオンズ活動のひとつである、古切手の収集に力を注いでくれた。
彼は、1974年10月の入会で、入会式当日、ふるさと島根の益田市で御父君の葬儀があり欠席した。スポンサーであった故渡部勲さん(チャーターメンバーで故渡部輝さんの父親)が「親父さんの葬式じゃけん、こらえちゃってや」とメンバーに欠席の理由を説明した。30年以上前のことである。
彼は不自由な体でもって、6月27日の年次会合に出席して、立派な退会の挨拶をした。胸があつくなった。
使用済切手の収集は大変地味なことではあるが、各ライオンズクラブで行われている。最近はFAXやいろいろの通信手段があって切手の使用は少ないが松山中央のメンバーも、もう一度このボランティアを思い起こし、協力して欲しい。
好漢 大谷さんの早い回復と又クラブへの復帰を祈りつつ・・・
夏草の パワーをもらえ 我友よ
※古切手の収集に協力してもらえるメンバーは、封筒、ハガキから周囲4~5mm程度残して切りとり、少しでも事務局へ御持参下さい。