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子供の可能性は無限大 二宮 一朗

「子どもの可能性は無限大」

小学生の運動能力は20年前をピークに低下し続け、
この10年間低水準のまま推移していることが、文部
科学省が公表した「体力・運動能力調査」の結果で
明らかになりました。さらに「これ以上、下がりよ
うがない危機的な水準ではないか」と指摘されています。
 この体力低下の問題は、幼児期なら充分に改善できる、
いや幼児期こそ改善する唯一のタイミングに思えてなり
ません。なぜなら、私が見ている幼児の『体の力』は
素晴らしいとしか言いようがないからです。
 運動神経は小脳が司っています。その小脳は6歳までに
90%でき上がると言われています。つまり運動神経の基礎
は幼児期に90%もでき上がってしまうのです。例えば、
幼児期に一輪車に乗れた人は、大人になっても乗れます。
10年乗っていなくてもちょっと練習すると乗れてしまうの
です。しかし、幼児期から10歳位までに、その動きを経験
したことの無い人は、まったく乗れないか、たくさん練習
して乗れるようになるかのどちらかです。
 7歳から9歳までは、6歳までに習得した動きをフォロー
したり安定させたりする時期にあたります。10歳~12歳は”
即座の習得時期”と呼ばれ、色々複雑な運動や頭を使って
行う運動を一回で習得してしまう「ゴールデンエイジ」へと
続きます。つまり、7歳以降の小学生の運動能力の発達には、
幼児期の基礎体力づくりが必要なのです。
大人の中には、自分が運動を苦手だと、自分の子供も苦手と
決めつけてしまう人がいます。私は、運動神経は遺伝だけで
はないと思っています。つまりどういうことかと言いますと、
運動神経ではなく環境が遺伝してしまったということなの
です。毎日車で送迎していれば、歩くことが苦手になってし
まったりします。
 もちろんすでに運動が得意な子、苦手な子がいます。幼児期
に良い運動神経を作るには、遊び感覚という最高の方法があり、
例えば、かけっこ。子供は練習とはだれも考えません。あくま
でも遊びです。勝っても負けてもやっぱり遊びです。この遊び
感覚を利用できる幼児期なら、だれでも運動が大好きになり、
結果を確実に出すことができます。
 
 できることは 楽しい     楽しいから  練習する
 練習すると 上手になる    上手になると 大好きになる
 そして次のことに挑戦したくなる・・・

                        二宮一朗



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