旅の思い出
廣江 和男
おとそ気分も終え、大阪での挨拶回りも略終わったころである。PR・IT委員会から会報誌の最終ページの投稿依頼があった。出張中の事でもありピンとこなかったので生返事で終わった。帰松後、改めて会報誌を拝見している。時間があれば文章が良くなる保証もないので、取り留めのない投稿をお許し願う。ところで、「旅の思い出」といっても最近では遅まきながら少々、心掛けている事がある。連れで旅をする事である。歳もとった成でもあるが趣味も一致してきた。
昨年10月、仙台中央LC50周年・日倉協(業界)盛岡大会また、上様の実家のある福島へと、久しぶりの旅をした。早朝の松山を出発、岐阜県白川村へと、途中で日本百名山の下見を兼ね、ひと風呂浴びる。初日は、世界遺産でもある築200年の合掌造り「白川郷」の民宿に一泊、インターネットの時代なのか泊客は、オーストラリアの一家族とイギリス人若夫婦?、夕食後に3階の大広間にてお互いに自己紹介。とっさの事でもあり、そう簡単に英会話ができるものでもない、最終的には母国語で終わった様な気がする。少々いぶり臭いが合掌造り白川郷の雰囲気を満喫した。
翌日は、新潟県柏崎を経由して福島県へ、意外にも日本海側に出るのが一時間とかからない便利になったものだ。新潟から奥会津を通り一路、太平洋側へと進路ををとる。
3日目からは、仙台中央LC式典に合流。のち、仙台駅でLCと離班、改めて会津まで小旅行。続けて、JRで盛岡へ大会参加。少々くたびれたが帰らない訳にはいかない、資金的にも底をついてきた。最終日は軽井沢の塩壷温泉にて一泊、帰路についた。
干支も二人揃って子年。斯くて全てではないが、「上さん孝行」ができたものと思っている。