松山中央ライオンズクラブ
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最近思うこと ⑤

Hyoushi470

卓話 (四国八十八か所 歩き遍路)

我が松山中央ライオンズクラブの会員であります、佐々木 勲さんが歩いて四国霊場八十八か所を回られた回想を卓話として例会にて披露頂きました。最近、四国霊場八十八か所巡りは一つのブームとなりつつあります。四国四県でも、世界的に例のないこのシステムを世界遺産として申請しようとする動きや、四国共同の文化として観光に結びつけようとか、活動も活発となっております。しかしながら、すべて徒歩にて巡礼するには時間や体力、気力と必要であり、なかなか思いつくものではありません。佐々木さんは31年生まれとまだ若いのですが、まとまった時間ができた機会に是非チャレンジしてみようと仕事仲間とお二人で実行されたそうです。約1カ月の日程と、7000キロの行程のお話を聞くこととなりました。お話の内容は記載いたしますと紙面が不足してしまいますので、印象的な内容を記載させて頂こうと思っております。まず、お遍路さんとの関わりのひとつとして、道中に出会う人々の人情を強く感じたそうです。声かけから飲み物や食べ物を親切に頂いた事、見知らぬ土地で見知らぬ人々から親切にされる事に改めて感激されたそうです。現代の日本はそのような過去のいい文化が忘れ去られ、見知らぬ人と会話することなど殆ど皆無な状態となっておりますが、人との触れ合い、コミュニケーションを通じて改めて強くその大切さを痛感されたとの事でした。また、次の目的のお寺まで単純に何キロと表示されていても、山道であったり、獣道であったりとなかなか思い通りにこなせなく、もうお寺が閉まってしまう時間になってもヘトヘトで急いで歩けなく、友人が先にお寺に行き、佐々木さんが到着するまで閉めるのを待って頂いたとか。そのくらい体力の限界を感じながら、また翌日もまたその翌日も歩き続けるのですからほんとに大変なことと思います。佐々木さん。本当にお疲れ様でした。卓話という短い時間でしたからすべてを語り終わることはなかったと思いますが、その現実を私たちはお話から体感することが出来ました。本当に有難うございました。また、佐々木さんの人柄か、大変楽しくお話を聞くことが出来ました。また機会を作って続きをお聞かせ頂ければと思います。

PR/IT委員長

岩本  透

最近思うこと

このところ、世の中は不況感が急激に加速し、事業をしている私たちのメンバーからも不安の声がよく挙がるようになりました。私の社業も同様で、特に今年の夏以降は、強く不況感を感じるようになりました。過去経験した数々の不況に比較して、今回の不況は少し様子の異なる深刻な感覚があり、大きな不安を感じます。そんな中、先日友人と食事する機会があり、その友人も事業主ですから必然的にその様な話題も出てきます。その会話の中で自分なりに励まされた文言がありましたのでご披露させて頂きます。友人は趣味で自転車(ロードレース)をされています。練習で今治まで往復したり、しまなみ海道を往復したりされるそうですが、事業と自転車を比較して、事業も自転車も共通する場面が沢山あると、このような話をして頂きました。自転車のレース参加のための練習ともなれば、陸上競技のように体力の限界に突き当たる事もあります。そのような場面で、いつものように練習していると、想像を絶する強風(向い風)で強く踏み込んでもなかなか前に進まない。ギアー比を調節しながら何とか乗り越えれば今度は上り坂。何とか坂の上まで辿り着けばそれからは下り坂だと期待して上りきってみると・・・またまた上り坂。期待を裏切られた絶望感を感じながら、それでも諦めずに自転車を漕ぎ続けなければならないし、またそうすれば必ず下り坂が来ることも事実であるし。とにかく大切な事は自転車を漕ぎ続ける事。との話でした。成るほど・・・事業も、先の不安を精神的な負債とせず、とにかく一生懸命に目の前の問題に向かいつつ、前に前に進む(漕ぎ続ける)ことが大切で、進み続けば必ず開けてくる。今は真面目に前をみて、たとえ強い向い風であっても、山を越えたらまた山があっても、またその山を越えることを目的にとにかく漕ぎ続けなければいけないし、そうすればいつかは必ず未来(夢)があると思い、気分がすごく楽になりました。これからも皆さんとともに頑張り、皆さんとともに山を越えたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

PR/IT委員会

岩本  透



松山中央ライオンズクラブ事務局
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