松山中央ライオンズクラブ
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ライオンズの思い出⑥

Hyoushi

ライオンズの思い出

岡内 博人

 「ライオンズの思い出」は41年前に始まります。奥道後ホテルでの忘年会が入会式。誇りの持てるLCに入会させて頂き何が出来るかな、そんな気持ちで一番町からマイクロバス、すし詰めで出発。前の方から「新入会員は席を譲れ!」の声。他の新入会員宮田泰氏(税理士・退会)は別便で奥道後へ。考えてみると自分が対象者。今は懐かしい35歳の冬の思い出。過去はどうせ過去終われば終わり! そんな私もこの原稿のご依頼のお陰で、41年間のLC生活を総括する事が出来ました。2000年5月のCN35周年は、諸般の事情で人事が遅れ、適材でない私が準備不足のまま大会実行委員長にご指名を頂く。せめてご出席頂くご来賓の方々やメンバーの皆さんが「記念行事に参加して本当によかった! このクラブはなかなか元気なLCだな」と感じて頂ければそれでよし、そんな目的で皆さんと準備に入りました。当時会長さんは吉本宏氏(退会)吉田さん(当時の会員理事)、大谷宰氏(退会・会員副委員長)をはじめ、若い実行部隊の皆さんのご協力を頂き、試行錯誤の末計画を練り上げて頂きました。全体像は期限ぎりぎりで、やっと見えて来ました。記念事業は勿論、祝宴・アトラクションをはじめ、緊縮財政の中で会員の皆様に随分と自主的なご協力を頂きました。あちらを立てればこちらが立たずで、実働部隊の若い会員の方々から厳しい批判も頂きました。しかし直接注意を受けた事がお互いの信頼にも繋がりました。「厳しき友こそ良き友」と実感しました。姉妹提携・友好クラブの皆様には尾田さんの企画で渦潮・鯛網漁体験、また船で板前を勤めて頂いた織田政毅氏(逝去)の包丁捌き、元気な声が今も思い出されます。皆さんに喜んで頂き我々も感動を味わいました。
 もう一つの思い出は18年前の1991年11月に行われた「ふるさとの美・えひめ百景展」です。現役ご活躍中の著名な70名の日本画・洋画作家の先生方に愛媛全域で風景画を制作頂き、「そごう開店20周年記念」に合わしてご披露申し上げました。皆様に多くの作品を購入頂き貴重な奉仕活動の資金となりました。たまたま私も絵画展委員長として多くの先生方とお話が出来ました。特に忘れられないのは絹谷幸二先生(日本芸術院会員・現東京芸術大学教授)と愛媛ゴルフクラブで恥ずかしながら同伴させて頂いたことです。大柄な身体でお上手な先生でしたが、緊張の為はっきり憶えてはいません。先生の思い出として真っ赤な太陽が描かれた「瀬戸内賛歌」をお願いしました。ヴェネチアの風景みたいで私の宝物です。その後先生の原画による1997年冬季オリンピック長野大会の公式ポスターを目にした時、絵画展が蘇りました。今は資金獲得が広告収入になりましたが何かわくわくする事業も生み出されるといいですね。
 最後にキャビネット副幹事の時の1997年度は2R(所謂東予地区)17クラブの担当でした。役割は周年記念公式訪問・マンスリーレポートの点検・指導・集計表作成などでした。年度最後の集計・評価・点数付けの1月に突然顔面左麻痺を起こし、口の右端からやっと水が飲める有様。交感神経の強い緊張のための強度の自律神経失調症。まさか強いストレスで、こんな症状を起こすとは!幸い神経ブロック治療で、一ヶ月余りで治りましたが心と体のバランスの重要性・自分の能力の限界が心に沁みる体験でした。
 今日までの41年間の友情と奉仕活動、また名古屋中LCの皆様とのカンボジア訪問など忘れられない思い出を頂いた松山中央LCに心からお礼を申し上げます。



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