第47回愛媛県高等学校定時制通信制中予地区生徒生活体験発表大会
平成21年9月25日（金）　松山南高等学校体育館
教育国際委員長　和　田　　　泰

　中予地区の定時制通信制高校6校（松山南・大洲（肱川分校）・松山工業・松山東・未来・松山商業　※今年度の発表順）の代表による生活体験発表が、９月25日（金）、松山南高等学校体育館で開催され、当クラブからは兵頭第三副会長のほか、教育国際委員会から委員長（L和田）、副委員長（L村上）、L秋山が出席いたしました。
また、主催者による成績発表・賞状授与の後、兵頭第三副会長から、6名の発表者に記念品を手渡し、激励の挨拶をさせていただきました。（優秀賞に選ばれた３名の方は、10月20日の県大会に参加されます。）
　今年は、定時制通信制の生徒さん約150名のほか、引率の先生や父兄の方々も約30名出席され、例年にもまして盛大な発表大会となりました。
　発表者の皆さんは、いずれも、いじめが原因で中退したり、友人関係が原因で不登校になったり、怪我による退部をきっかけに高校生活の目標を見失ったりして、一度は学校を離れた方ばかりでした。持ち時間７分間の発表から、それぞれが、真剣に悩み、傷つき、挫折の中から、人との出会いや家族の支えによって、再び希望を見出して立ち直り、目標に向かって学んでいる姿がひしひしと伝わってきて、強い感銘を受けました。
　苦しみ、もがきながら「チェンジ」を果たしたその体験は、今後の人生の大きな糧となると信じています。
　厳しい経済状況の中ですが、私たちライオンズクラブも、もう一度「ウィ・サーブ」の初心に帰って、奉仕活動に取り組まなければならないという思いを強くした発表大会でした。
　来年度以降、もっと多数のメンバーがこの会に出席させていただいて、この感動を共有できれば良いと考えています。
　最後に、ある発表者の言葉から：「今しか出来ないことを精一杯する。」