教育・国際委員長 野垣康之
この大会は5年前にライオンズの青少年育成事業として中学生女子ソフトボールの振興をはかることを目的に始められましたが、第1回大会が雨天のため中止となったのがケチのつけはじめで5回のうち最後まで行われたのは1回のみ、途中で中止にしたのが1回、残り2回は雨天中止となっており、例年雨にたたられる大会になっています。
前日の天気予報では降水確率70%で16日の夜半から雨が降り始め今年も雨天中止かと思われました。中予地区体育連盟の大谷先生と当日朝6時30分の天候をみて判断することにしましたが、当日朝は曇り、降水確率は40%に低下、薄日さえさしていたので予定どおり行うことにしました。
午前8時40分から開会式が行われ尾田会長の始球式で競技が開始されました。午前中は伊予銀行ソフトボール部の協力を得て約2時間ソフトボール教室が行われました。マドンナスタジアムで、バッテリー、内野手、外野手のポジション別に伊予銀行ソフトボール部の選手によってキャッチボールから投球指導、打撃指導まで熱のこもったった指導が行われました。生徒も実業団の選手から直接指導してもらえることに感激し、各学校のソフトボール指導者にも「日頃の私たちの指導の時とは違って子供たちの目が輝いている」と喜んでもらえました。ソフトボール教室の終わり頃から雲行きが怪しくなりポツポツと雨が降り始めました。
午前11時30分からマドンナスタジアムと伊予銀行グランドに別れて各学校同士の試合が行われました。マドンナスタジアムでは電光掲示板を使用し宮川ウグイス嬢のアナウンス入りの本格的なものでした。試合開始前からの小雨が大粒の雨に変わって一時試合を中断しましたが、第1試合はなんとか終えることができました。第2試合に入ると雨足と強風が激しくなってきたうえ気温も低くなり、これ以上の続行は生徒の健康管理上問題があるとして、結局、第2試合終了時で中止を決定しました。賞品のソフトボールは各学校に平等に配分しました。悪天候で途中中止となってしまいましたが、伊予銀行ソフトボール部の指導を受けて生き生きとしていた中学生の顔をみて開催してよかったと思います。
ソフトボール協会の方々、伊予銀行ソフトボール部の皆様、審判の方々、各学校のソフトボール部の関係者、当日運営に協力して下さったライオンズクラブの皆様に厚くお礼を申し上げます。
来年は好天のもとで行われるように願います。