ついこの間まで照りつけ る陽射しの強さに圧倒されていたのに、いつのまにか風は涼気を帯び朝晩は肌寒ささえ感じる季節を迎えました。
高齢化社会を迎えた今、家族が直面する介護の手助けの一翼を担えれば、という思いからグループホームを立ち上げ、気が付けば、一年半が過ぎようとしています。まだまだ走り始めたばかりの大所帯。
気の抜けない日々が続きます。
入所者の想い、ご家族の想い、スタッフの想い。
グループホームは人の想いが交錯する場所です。
全てが一つに重なるのが理想とはいえ、現実には、なかなか難しいものがあります。
時には、全ての想いが空回りすることも。
そんな時、入所者の方が見せてくれる邪心のない笑顔は、私の活力剤となっています。
焦らず、ゆっくり。時に逸る気持ちに振り回されず、これからも精進して行こうと思います。
移り行く季節を、ホームに居る人たちと共に感じられる余裕をもって。