松山中央ライオンズクラブ
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最近思うこと ③

Hyousi

PR/IT副委員長 山田  哲

9月22日麻生太郎氏が第23代総裁に選出されましたが、 自民党総裁選で候補者の話を聞いていて何か物足りなさを感じました。
 各候補者とも世の中の仕組みを変えて国民が安心できる政策を訴えていましたが今、 日本に一番何が足りないかということを考えたら本当に訴えなければならないのは、 自分も頑張るから国民も意識を変えて日本のために一緒に頑張ろうという意気込みじゃなかったのではないでしょうか。
 たとえば少子化対策のため女性の働きやすい環境を作ると言っていましたが、 中小企業は一年数ヶ月の産前産後休業・育児休業後に職場に復帰してもらうために大変苦労をしています。 休みの間代わりの職員を探すのも大変ですし、 復帰したらもしかすると職員過剰になるかもしれません。 しかしそれらを解決し復帰を待っていても、 産休育休を十分に取りながらも結局育児が大変の理由から復帰しないとか、 復帰しても欠勤が続いてまともに働かない人が多いのです。 そうなれば企業側も女性に責任のある仕事を任せなくなり、 女性の職場の環境がなかなか改善しないという悪循環になってしまいます。 女性のために制度を整えても、 仕事に対して責任感の無い女性ばかりなら、 決して社会問題を解決はできません。 制度が甘えのために都合の良いものになってはいけないと思います。 経営者が従業員の出産の支援に親身なり、 従業員も休暇が終われば又職業人として責任を十分果さなければという意識を持つように導く事が何よりも大切だと思います。
 また独居老人の福祉に関しても、 今困っている方を助けるのは必要ですが、 その一部の方の原因の一面は若いときの生き方が考えられるなら、 独居老人の現状を教訓にして、 若者の結婚しない、 子どもを作らない、 今がよければいいと言う意識を改善するところにまで踏み込まなければ、 単に対症療法であって将来までの解決にはならないと思います。
 今の日本人には利己的な意識が目立ち過ぎます。 経営者であれ労働者であれ、 官僚・公務員であれ非公務員であれ、 政治家であれ有権者であれ、 この意識を変えないといくら小手先の解決を行っても同じだと思います。
 本当にこの国に必要なのは国民の意識を高め、 人を思いやれる社会を作ることができる真のリーダーだと思います。 今後の麻生首相に、 国民の意識を変えられるほどの強いリーダーシップを期待したいと思います。
PR/IT副委員長 山田  哲



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