松山中央ライオンズクラブ
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童謡シリーズ⑫ 「ほたるこい」

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 みなさんは、この歌を知っていますか?この歌は、
「ほたるこい」という江戸時代から親しまれている
童謡で、ホタル狩りのときに歌われていたそうです。
 初夏の夕暮れ、川辺や水田でにわかに点灯を始め
るホタルと、それを捕まえようとする子どもたちの
姿が思い起こされ、郷愁の念を呼び起こしてくれる
歌の一つに挙げられるでしょう。
さて、このホタルについて、みなさんはどの程度ご
存じでしょうか?日本で「ホタル」というと、ゲン
ジボタルやヘイケボタルのことを指しますが、日本
には40種類以上、世界には約2,000種類ものホタルが
知られています。ほとんどの種類は、卵、幼虫、蛹、
成虫と一生を陸地で生活しており、ゲンジボタルや
ヘイケボタルのように幼虫期を水中で生活する種類は、
世界でたったの5種類しか知られていません。実は、
私たちが最も見慣れているホタルは世界的に非常に
変わった種類でもあるのです。
古来から私たちの心に浸透し、また世界的に珍しい
生活環を持つゲンジボタルとヘイケボタルですが、
見掛ける機会はずいぶんと減ってしまいました。
身近な存在であったホタルの生息場所は環境の悪化
などにより狭められていきました。
 しかし近年、この事実に気づいた人たちが、ホタルを
守るために様々な活動を始めています。生息地の保全や
再生、創出の他、餌となるカワニナの養殖や飼育した
幼虫の放流などを行い、初夏の夕暮れ時には観察会などを
催して、私たちの目を楽しませ、同時に自然の大切さを
学ばせてくれます。このような動きは全国に広まって
います。ホタルを守ることは、自然環境を守ることにつな
がることから、ホタルは自然保護の象徴になってきている
ようです。



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