松山中央ライオンズクラブ
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会員コラム

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2012年3月

この一冊

Itoh

伊藤 幸満

 昨年3月11日、東日本大震災が起き、世界中からたくさんの義損金が集まる中、100億円という桁外れの寄付をされた孫正義氏に興味が湧きこの本を手に取ってみました。
 「あんぽん」とは帰化前の名字「安本」の音読から日本人の子どもたちがつけたあだ名のようです。朝鮮人部落で育った孫氏は、ひどい差別も受けたようですが、そのことがトラウマになる事なく多大な義損金をしたことは、アメリカ留学が大きく影響していることと思います。
 密造酒を作ったり、豚と一緒に生活するような貧しい生活から、金貸しとパチンコ店経営で大成功した才覚のある父親のもとで育ち、彼自身も高校時代、塾の経営をしようと担任の先生をスカウトして失敗したそうです。今日の塾社会の到来を予見してのことなのか、実にエネルギッシュです。
 19歳の時に、「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低で1000億貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ。」という人生50年計画を立て、今もその計画の実現に向けて走り続けている孫正義氏のルーツを知るには面白い本だと思います。


この一冊

Ookawa Book

坂村真民詩集
『念ずれば花ひらく』
サンマーク出版

大川 耕三

 念ずれば 花ひらく
 苦しいとき 
 母がいつも口にしていた 
 このことばを
 わたしもいつのころからか 
 となえるようになった
 そうしてそのたびに 
 わたしの花がふしぎと
 ひとつひとつ 
 ひらいていった

 これは詩人坂村真民さんの代表的な詩ですが、この詩との出会いにより、一つのことをやり遂げる強い信念の大切さを学びました。
 この詩集にはその他にも
『二度とない人生だから』『鳥は飛ばねばならない』『本気』『すべては光る』『尊いのは足の裏である』『鈍刀を磨く』『つみかさね』などたくさんの詩が収録されていますが、繰り返し何回詠んでもいつも新鮮で、私自身を勇気付けてくれる詩集です。何かに行き詰ったとき、新しい視点が必要なときに手にとって繰り返し口ずさみ自分自身を励まし、かつ常に謙虚な気持ちを思い起こさせる素晴らしい詩集です。詠んでいるうちに不思議と気持ちを落ち着かせてくれる不思議な詩集でもあります。
 ことし3月11日に砥部町に『坂村真民記念館』がオープンすることになりましたが、自分自身を磨いたり、新しいものを発見する「場」として今から楽しみにしています。


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