松山中央ライオンズクラブ
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アクティビティー他

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2008年12月

最近思うこと ④

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山田 哲

先日ワサビが食べられない若者が増えたせいで、にぎり寿司すべてを“サビ抜き”にしている回転寿司屋がテレビで取り上げられていました。大人が好む食べものでも子供が食べるのを嫌がったら親が無理に食べさせようとはしないで、子供用の味付けの食べ物ばかり食べさせて、いろいろな“味の旨み”を覚える事なく成長してしまい、ワサビがただの刺激としてしか感じなく、結果食べられなくなったのだということでした。また、エレベーターが故障していたら大人は階段を探しに行くが、子供は誰かが故障を直してくれるまでエレベーターの前でじっと待っている。困った事が起きても親がすべて解決するせいで自らトラブルを解決できない子供が多くなったという話を聞いた事があります。

この近年親や大人が子供の都合に合わせて甘やかし過保護な子育てが普通になってしまい、その結果わがままで、自己中心的でなお且つ怒られ慣れてないためすぐギブアップしてしまうか逆切れしてしまう弱い人間が多く育ってしまっているような気がします。
 自分の子供の頃のことを思い出すと、昔はテレビのチャンネル権は親にあり、時代劇やニュース解説などの自分は見たくない番組でも嫌々見ながら自然に大人の常識が身についてきたように思います。

子供に優しくて都合の良い家庭や社会は、必ずしも子供の為になる家庭や社会ではないように特に最近思うようになりました。


山田 哲


最近思うこと ③

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PR/IT副委員長 山田  哲

9月22日麻生太郎氏が第23代総裁に選出されましたが、 自民党総裁選で候補者の話を聞いていて何か物足りなさを感じました。
 各候補者とも世の中の仕組みを変えて国民が安心できる政策を訴えていましたが今、 日本に一番何が足りないかということを考えたら本当に訴えなければならないのは、 自分も頑張るから国民も意識を変えて日本のために一緒に頑張ろうという意気込みじゃなかったのではないでしょうか。
 たとえば少子化対策のため女性の働きやすい環境を作ると言っていましたが、 中小企業は一年数ヶ月の産前産後休業・育児休業後に職場に復帰してもらうために大変苦労をしています。 休みの間代わりの職員を探すのも大変ですし、 復帰したらもしかすると職員過剰になるかもしれません。 しかしそれらを解決し復帰を待っていても、 産休育休を十分に取りながらも結局育児が大変の理由から復帰しないとか、 復帰しても欠勤が続いてまともに働かない人が多いのです。 そうなれば企業側も女性に責任のある仕事を任せなくなり、 女性の職場の環境がなかなか改善しないという悪循環になってしまいます。 女性のために制度を整えても、 仕事に対して責任感の無い女性ばかりなら、 決して社会問題を解決はできません。 制度が甘えのために都合の良いものになってはいけないと思います。 経営者が従業員の出産の支援に親身なり、 従業員も休暇が終われば又職業人として責任を十分果さなければという意識を持つように導く事が何よりも大切だと思います。
 また独居老人の福祉に関しても、 今困っている方を助けるのは必要ですが、 その一部の方の原因の一面は若いときの生き方が考えられるなら、 独居老人の現状を教訓にして、 若者の結婚しない、 子どもを作らない、 今がよければいいと言う意識を改善するところにまで踏み込まなければ、 単に対症療法であって将来までの解決にはならないと思います。
 今の日本人には利己的な意識が目立ち過ぎます。 経営者であれ労働者であれ、 官僚・公務員であれ非公務員であれ、 政治家であれ有権者であれ、 この意識を変えないといくら小手先の解決を行っても同じだと思います。
 本当にこの国に必要なのは国民の意識を高め、 人を思いやれる社会を作ることができる真のリーダーだと思います。 今後の麻生首相に、 国民の意識を変えられるほどの強いリーダーシップを期待したいと思います。
PR/IT副委員長 山田  哲


最近思うこと ②

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近思う事(第二回)    PR/IT委員長 岩本 透

4年に一回の世界の祭典・・・オリンピックが2008年8月8日から8月24日までの間、中国 北京で開催されました。政治問題、民族問題、急速な経済発展、大気汚染、テロ等多数の懸念材料を持ち、不安に満ち溢れた今回のオリンピックではございましたが、何とか無事に終了致しました。個人的にも時差の少ないアジア地域で開催されたお陰で、LIVEでの鑑賞が楽にでき、あたかも会場で応援しているかのような興奮を感じとる事ができました。日本から選手、役員として活躍された皆様、本当にお疲れ様でした。思い起こせば、私がオリンピックを意識し、興味を持ったのは東京オリンピックの開催(1964年 昭和39年)9歳の小学生の時でした。多数の外国人が来日する予想に、当時の少年雑誌にも各国の人々の特徴や挨拶言葉等が数多く掲載されていたのを覚えています。あれから44年・・・戦争もなく、平凡にまた平和に過ごしてきた日本でありますが、今回のオリンピックで特に印象に残ったのが北島康介選手の挑んだ100m平泳ぎの決勝です。彼は私達の期待通りの活躍で見事に金メダルを勝ち取る事が出来ました。感激しました。しかし、その後のインタビューの時、彼はインタビューに答える事ができるかな?と思うほど、こみ上げる涙をこらえて対応しておりました。当然、優勝した感動の気持ちからでしょうが、私には、大きなプレッシャから開放された安堵感からだとも感じました。考えてみれば、東京オリンピックの時代、私は「オリンピックは参加する事に意義がある」と教えられ、事実世間もマスコミもその様に賛辞したと記憶しています。しかし現在はどうでしょうか?北島康介選手は勝って当り前、参加する事の意義より勝負に勝つか負けるかの意義の方が勝っているのではないでしょうか?有言実行の強い男、北島康介選手も人間です。しかし負ける事は出来ない相当大きなプレッシャを抱え、日々努力しその結果、金メダルを獲得し、一挙に安心したのではないかと思いました。過去、サッカーワールドカップ予選で日本が負けて帰国した時に、当時の城選手が罵声を浴びせられ、物を投げつけられた報道を見た事があります。情けない人もいるものです。もう一度原点に立ち帰り、参加することに意義があり、ベストを尽くし、結果はその次であり、勝つための努力を賛美する事のできる日本人の心を取り戻さないといけないのではないでしょうか。


最近思うこと ①

Hyoushi 最近思うこと        PR・IT委員会 委員長 岩本 透

今年度よりPR・IT委員長としてこの会報の企画制作をさせて頂きます、四国システム(株)岩本 透でございます。この一年間、より有意義で親しみ易い会報とすべく、努力致しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。さて近年、生活環境や政治、経済環境の激変を受け、漠然とした不安感や失望を感じる時代になってきたのではないでしょうか?若年層の自殺や秋葉原事件、引き篭りや中高年の自殺等々、過去に無い勢いで暗い事件が増加しているように思えます。自信を持てない時代、希望の見えない時代、そのような環境の中、ますます心の病が蔓延するのでは、と懸念するのは私だけでしょうか?そこで本年は、広くその様な問題の解決に松山にてご尽力されておられます、平林 茂代先生のご好意を頂きまして12回の連載による特別寄稿を頂けるようになりました。この一年間、心の病の実態に触れ、いかに人の心のケアが行えるか、また自分自身の心のケアが行えるか、じっくり理解することで、将来の希望ある明るい社会形成の一助となればと願っております。人が何かしてくれる事を待つのではなく、何か出来る事をひとつでも自分でしてみよう・・・私達のWe Serve精神で。

(追伸)この1年間、製作に係わって頂きますPR・IT委員会の委員の皆様、原稿や案内を取りまとめて頂きます事務局の大本さん、特別寄稿を頂戴いたします平林先生、印刷の校正、確認を担当頂きます不二印刷の二宮さん、至らぬところも多々あろうかとは存じますが、この1年間宜しくお願い申し上げます。

**上記、青字の部分を訂正または追加処理お願いします。


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