松山中央ライオンズクラブ
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2007年3月

酒と人生  続木 隆夫

続木 隆夫

 酒は私にとって人生であり、 伴侶の様なものです。 約50年近く飽かさず飲み続けてまいりましたが、 古希を迎えそろそろ休肝日をつくらねば、 と迷っているところです。
 30歳半ば頃でしたか、 仕事に忙殺される日々が続き、 ストレス解消をも含め夜な夜なビール漬けの生活をしていました。 そのうち何を食べても消化不良となり、 医者へ駆けつけた時にはかなりひどい慢性胃腸炎と診断されました。 私は以前から自然食に興味を持っていましたが 「胃弱の人には玄米食を」 を思い出し、 即日 「家には白米を置かない」 との憲法を発効、 あれから35年我が家は玄米一家となり、 家族一同すこぶる健康を維持しております。 これは 「ビールの禍転じて福となす」 でしょうか。 又飲物の温度にも敏感になり、 ビールだと10~14度、 酒は熱燗の40~45度が最も美味しく感じるところです。 行き付けの小料理屋では、 冷蔵庫のビールは必ず御燗して出してくれます。 しかしビールは前酒であって、 本番は小魚料理を突きながらの熱燗、 これに過ぎたるものはなし…ですね。

『酒なくして何が己の桜かな』


いけばなとの出会い   頼本 浩明

頼本 浩明

 日本国土は自然の宝庫ともいえる春夏秋冬の四季に恵まれ、 移り変わる様々な光景を醸し出し、 生活の一端を潤しております。
 私がいけばなに興味を持ったのは、 今から50年前、 父がいけばなを教えていた影響もありますが、 ある日、 友人宅を訪問した際、 部屋に飾られていた一瓶のいけばなに心を惹かれたからです。 私が来訪する事を知り母親が庭に咲いていた花を活けてくれたもので、 当時は今様の華やかさはありませんが、 赤色の花を着けた山茶花と黄色い菊の花がよくハーモニーされ、 その美しさと心和む母親の優しい気持ちに感動したのであります。 茶会での接待用語に一期一会とあります。 常に客をもてなす行き届いた心の必要性を説いたものですが、 このような姿は心に感動と喜びを与えてくれます。 私はこれらを包含して、 いけばなの心と出会い指導者として活躍しております。
 いけばなは日本を象徴する伝統文化の一つに数えられ、 室町期から続いた伝統の深さは輝かしいものがあります。 その室町時代 (足利義満・義政が君臨した頃) 乱世の世でもあったが、 有能な武将や政治家、 公家、 僧侶達の社交文化の一環として、 「いけばな」 「茶の湯」 「連歌」 「能楽」 「水墨画」 「狂言」 「庭園」 等々の芸能文化がこの時代に生まれたと言われております。
 いけばなは 「花の心と人の心の対話」 であります。 俳人松尾芭蕉の言葉に 「松の事は松に習え、 竹の事は竹に習え」 と言われているように、 自然に対する行為を徹底的に観察し、 内面の美しさを引き出して作品に表現することの教えであります。 これからも切磋琢磨し努力していきたいと思います。
 


板東捕虜収容所のこと  藤井 滋

藤井  滋

 10月25日(土)私どもの業界の会合のついでに徳島県鳴門市にできた 板東捕虜収容所 のオープンセット跡を見学した。
 第一次大戦の結果、 中国青島 (チンタオ) で敗れたドイツ兵の捕虜収容所の物語を描いた映画 「バルトの楽園」 の撮影現場をそのまま活用して観光施設にしたもののようです。
 物語は、 松平健扮する収容所長松江大佐が軍上層部の圧力に屈せず 「収容所は刑務所にあらず、 敗れたとは云え国のために戦った兵士に敬意を表す」 とすこぶる人道的な扱いをしたということですが、 当時、 収容所で発行されたガリ版刷りの新聞や音楽会のプログラム等も多数展示され、 兵士たちはパンやクッキーなども自給自足し、 手製の楽器で楽団をつくり、 村人との交流も深まり、 収容所のなかで生きる喜びを見いだした様子がほうふつと浮かんできてよき時代の 日本武士道 を偲びました。
 大戦後、 将兵たちは故国ドイツへ帰還することになりますが、 収容所の所員や村人たちの厚いもてなしのお礼にと、 お別れの会で、 「ベートーベンシンフォニー第九」 を演奏したものです。 村人たちは兵士たちの演奏する西洋音楽に魅せられ、 身体をゆさぶって聞いたものです。 これが我が国で始めて演奏された 「第九」 と云われております。
 慶応年間、 戊辰戦争で敗れた会津の人たちは、 厳寒の地北海道に追われていきますが、 当時未だ幼少の松江大佐は地域のリーダーであった父の 会津士魂 を見て育ったわけで 「どのような窮地にあろうとも死んではならぬ。 生きのびるのだ」 という父の教えが、 収容所長としての松江大佐のなかに生きていたのです。
 


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