松山中央ライオンズクラブ
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2011年8月

表紙写真の解説

Hyoshi

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石手寺二王門

 石手寺は松山城の東方に位置し、四国霊場第51番札所として松山市民だけではなく、多くの遍路や観光客にも親しまれています。寺伝によると聖武天皇の神亀5年(728)の勅願により創建されたと伝えられています。中世の本堂、塔、門、鐘楼、鎮守社が揃って残る、珍しく貴重なお寺です。
 二王門は鎌倉後期の建築で、国宝に指定されています。少し難しい表現ですが「三間一戸の楼門」で、屋根は本瓦葺きの入母屋造です。現在一間というと、1.82mのことを差しますが、古建築では柱間の数のことを言います。正面から見て柱を数えると4本、すなわち柱間が三つあるので三間ということになります。その内両脇の二間には金剛力士立像安置され、中央の一間が通り抜けできるようになっている、これがすなわち「三間一戸」です。2階建で、1階には屋根が付かず回り縁を設ける形式が「楼門」です。
 屋根は軒の出も大きく、隅はきれいに反り上がっています。とても軽快な感じがしますし、全体のプロポ-ションもすばらしい限りです。昔から「大工と雀は軒で鳴く(泣く)」と言われますが、軒の出のバランス、綺麗に反らせるということについては苦労が多かったと思います。その分腕の見せ所だったかもしれませんね。
 一重の柱の頂部をつなぐ頭貫(かしらぬき)の中央には蟇股(かえるまた)が乗っています。これは肩がキュッと張り上部の厚み大きくなっていて、鎌倉期の特徴をよく備えた傑作との名声を博しています。

建築設計・監理,古建築調査・研究
花岡直樹建築事務所 一級建築士 花岡 直樹 氏


この一冊

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この一冊

山本 宗宏

和田 竜 『のぼうの城』

 普段は本屋さんで目に留まったり話題になってる本を、寝る前や出張の移動中に読んでいる程度で、この1冊!って皆さんにお奨めできるような読書家じゃない私ですが、最近で特に面白かったのが昨年の本屋大賞二位にもなった『のぼうの城』という時代小説です。和田竜という作家のデビュー作で、直木賞候補にもなりました。
 ときは戦国、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家の小田原城攻めに50万ともいわれた大軍を投じます。その小田原城の数ある支城のひとつである忍城(おしじょう)は、周囲を湖で取り囲まれた難攻不落の「浮城(うきしろ)」。その城代は、皆から“木偶の坊”と呼ばれながらも、なぜか領民の人心を掌握している成田長親という掴みどころのない人物。
 秀吉方の大将石田三成率いる約2万3千の大軍に対して、忍城軍は僅か5百。さて“のぼう様”の秘策とは?「三成の忍城水攻め」として戦国史に残る壮絶な戦いが、いま始まる!とまあ、文庫本の帯に書くコメントならこんな感じでしょうか。
 いっきに読み終えた後も、一歩間違えばただの馬鹿殿かとも思えるそのキャラクターの魅力的で不思議なリーダー像について考えることしきりでした。
 因みにこの小説は野村萬斎の主演で映画化され、今年放映予定でしたが、水攻めのシーンが震災直後で生々しいというので、上映が来年に延期されたそうです。
 この夏、冷えたビールと枝豆のお供に一冊(厳密にいうと上・下巻)如何でしょう。


表紙写真の解説

Hyoshi201107

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大宝寺本堂

 古照山大宝寺は、西暦701年に国司の越智玉興(たまおき)によって創建されたといわれ、その時の年号を取って大宝寺と称しました。現在の本堂は、平安末期または鎌倉初期の創建とされ、平安期の弥陀堂形式を整えた県下最古の木造建築物で、国宝に指定されています。桁行(正面)3間、梁間(奥行)4間、本瓦葺き、寄棟造りの極めて簡素な造りで、中に安置されている阿弥陀如来坐像ほか、国の重要文化財の仏像3体も守る、まるで母親のおなかのような仏堂本来の姿を感じるとることができます。
 境内で第二次大戦の戦火を免れたのは、この本堂と、前に茂る「うば桜」だけです。学名はエドヒガン、こちらは松山市の天然記念物に指定されています。小泉八雲の怪談にも掲載されているうば桜伝説は有名で、境内にこのほど乳母桜像が設けられました。これは平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」で話題を呼んだ彫刻家、薮内佐斗司氏の作品であります。
 毎年、この桜が満開のころとなる3月28日には、御影供(みえく)の法要が営まれ(この日は乳母お袖の命日でもあります)、本堂の蔀戸(しとみど)が開け放たれ、10人を超える僧侶が一斉にお経を唱える様子はこの世のものとは思えないくらいで、荘厳な世界に導かれます。是非一度お訪ね下さい。

建築設計・監理,古建築調査・研究
花岡直樹建築事務所 一級建築士 花岡 直樹 氏


この一冊

Wada

この1冊

浅田次郎
「蒼穹の昴」シリーズ 和田  泰

 「趣味は読書」と以前は胸を張って言えましたが、このところ、日々の雑用に追われ、進行する老眼もあいまって、活字を読むのがだんだん億劫になり、読書量が長期減少傾向にあります。唯一の読書機会が、2・3ヵ月に一度の東京出張の往復の飛行機とホテルでの就寝前の時間となっています。
 ここ最近のお気に入りの作家は浅田次郎で、特に「蒼穹の昴」は、さすが作者自身が「この作品を書くために私は作家になった。」と言うだけあって、寝るのも忘れて、全1800枚を一気に読み切りました。
 西太后と彼女に仕えた李春雲(春児:宦官)、春児の幼馴染の梁文秀(科挙の首席合格者(状元))を主人公に清朝末期を描いた物語は、文句なしに泣けます。個人的には、浅田作品の最高傑作だと思います。
 この「蒼穹の昴」は、田中裕子(西太后役)主演でNHKドラマにもなりましたが、やはり原作の魅力にはかないません。
 また、シリーズ作の「珍妃の井戸」、「中原の虹」、「マンチュリアン・リポート」も、多彩な登場人物と、斬新な切り口で、仕事そっちのけで次々と読み進めてしまいました。
 一昨年から「坂の上の雲」で非常に盛り上がっている松山ですが、この「蒼穹の昴」シリーズは、時代的にも重なる部分が多く、両者を対比しながら読むのも面白いと思います。


中央小町奮闘記

中央小町

 来年の計画出席委員会は、女性パワーでがんばります。楽しい例会にしますので、みなさん、是非出席してくださいね
宮川 晶子

 大西委員長のもとお遍路さんの接待とても有意義でした。来期は5月ごろはいかがなものかな? 少し寒すぎましたので委員長になりかわり申しあげます。
今村タマキ

 中央小町奮闘記、1年間お楽しみいただけたでしょうか。書く人も読む人もドキドキ・ワクワク。青春は年齢ではなく心の有り様。松山中央LCは益々盛り上が ります。
岡村 直美

 女性会員も増え、みんな仲が良いので楽しく活動をしています。
佐伯 裕子

 女性会員も少しずつ増え何か良い事があるのではと楽しみにしています。 
石居 洋子

 今年度も大変お世話になり感謝いたします。東北大震災のあった今年「普通の生活」が出来ることにも感謝です。
平尾 由紀

 花の中央小町…できれば続編を期待しています! 今昔では無く、今今物語として、女性会員の近況報告よろしくです。
大西 安子

 男らしい女性軍団の中央小町! ! 男性陣には数では勝てませんが、これからは、中央のオリジナルカラーを濃厚に定着させていきたいと思います。
高橋 孝子

 女性パワーでライオンズを盛り上げて楽しい活動をしていきたいと思います。
久保美代子


旅の思い出

旅の思い出

野垣 康之

Tabi_2

 13年前に台湾に行きました。台湾は日本からも近いうえ、料理もおいしく気軽な海外旅行地としてはお勧めです。総督府・中正紀年堂・忠烈祠の衛兵交替式や士林夜市などいろいろ楽しいところがありましたが、なかでも故宮博物院の宝物には圧倒されました。祖父から孫の代まで親子3代150年かけて完成させた芸術品や今日でも製造方法が謎につつまれている象牙作品など中国の悠久の歴史のスケールの大きさに島国日本人はただただ驚きました。故宮の宝物を見ていて「井の中の蛙…」ということわざが頭をよぎりました。中の宝物も随時入れ替えているそうで何度行っても飽きません。
 台北市内では車の合間をぬって猛スピードで駆け抜ける2人乗り(4人乗りも見かけました)のバイクの数の多さと乱暴な運転技術にもびっくりしました。台湾では日本と違い車優先社会なので車道での事故は原則として歩行者が悪いことになり、交通事故で傷害を負っても賠償額は日本と比較にならないくらい低いとのことです。台湾ではきょろきょろしないで交通事故に遭わないようにくれぐれも気をつけましょう。
 海外旅行に出ると地球上には多様な価値観の人々が暮らしていることを実感できます。海外旅行はこの台湾旅行以来行っていませんが、子どもが大きくなったら今度は家族全員で行くことを楽しみにしています。


松山中央ライオンズクラブ事務局
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